小口電気商会は、昭和22年に私の祖母が始めました。小さな店から始まったこの場所も、気づけば70年以上、地域の暮らしとともに歩んできました。今の時代、モノを買うだけなら、どこでも簡単に手に入ります。けれど私たちが本当に届けたいのは、「安心」と「信頼」です。お客様の声に耳を傾け、心に寄り添い、困りごとや不安から守ることこそ、私の使命だと思っています。モノを売るのは、その想いを形にするための手段にすぎません。救急法の指導や救護ボランティアを続けているのも、「いざという時、大切な人を守れる自分でありたい」――その想いが根っこにあります。「あなたがいてくれて良かった」その言葉をいただける瞬間が、私の原動力です。これからも、人の暮らしに寄り添いながら、笑顔があふれる毎日を守っていけるよう、心を込めて歩み続けます。